クロオビです。
人事の業務は、様々な動向をとらえてタイムリーに対応する必要がある反面、
ルーチン業務の比重も高かったりします。
一例では以下の業務が挙げられます
- 役員・従業員への各種支払い(給与、退職金、各種手当)
- 労働社会保険手続業務
- 年末調整
- 就業管理(勤怠、育休、長欠など)
- 入退社管理
- 寮社宅管理
- 人事異動
- 査定 などなど
各業務とも、マニュアルに沿って納期までに正確に処理する必要があり、
また部外者からは、「完璧にできて当然」という見方がされています。
この「完璧にできて当然」というものが曲者で、間違えてしまうと、
リカバリーをするのに本当に苦労します。
そこで大切なのが、PDCA-SDCAの運用徹底ですが、SDCAの徹底が難しいです。
分かりやすい説明は多々あり、こちらのサイトも本当に参考になりました。
関係者内で、SDCAの概念を理解/共有することは難しくないのですが、実践することに課題があります。
実践できないのではなく、SDCAサイクルを回すことに対して、必要なマンパワーをかけられないためです。
PDCAは新しいことに着手して、成果を出し、次回に向けた改善するので、
マンパワーを確保しやすくやりがいも感じやすいです。
反面SDCAは、ミスが起点になって、サイクルが回り始めるので、エンゲージメントが下がりやすく、サイクルも途中で止まったまま放置になったりすることがあります。
組織単位での業務品質向上を推進するリーダーは、メンバー全員がSDCAに対して積極的に取り組める環境づくりが特に重要だと感じています。
次回は、どうすればその様な雰囲気づくりができるか についてお話します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!